ナクト・ラグナード
主人公。闘神大会に出場し、優勝した後失踪した父の行方を追い闘神大会に出場することを決意する。
羽純・フラメル
ナクトの同い年の幼馴染で闘神大会に出場する為パートナーになる。「付与魔法」という魔法を使って剣などを強化する「付与師」という職業の見習いをしていて、その能力でナクトの戦いをサポートしてくれる優しく穏やかな性格で、家庭的。ナクトとはお互いを家族のように思っていて、恋愛面で意識したことはない。実は、有限のはずの「拡張付与」の能力を持っている。これはこの世界のバグ級の稀有な能力で羽純は、危険だと判断した父の助言に従い、この能力をナクトにも秘密にしている。
レメディア・カラー
闘神大会出場者で、パートナーを兼任している。人間とは異なる不老の種族「カラー」の剣士。ある目的があり、カラーの集落を出て旅をし続けている。人間社会でこれまで生き残ってきただけのことはある、凄腕の剣士。ナクトと羽純が幼い頃、一時的にナクトの父親とパーティーを組んでいて、二人と出会った。ナクトが剣の教えを乞うたのに応え、数日間二人と交流し、ナクトに剣を与えて旅に戻っていった。現在のナクトの愛用の剣はその時もらったもの。その後、ナクトと羽純はレメディアの消息を聞くこともなかったが、闘神都市で思わぬ再開を果たす。
ドギ・マギ
闘神大会出場者。故郷の町では暴力集団のリーダーをしていた粗暴な男。巨大な斧を振り回す、力任せの戦い方をする戦士。マニを気に入っていて手放そうとしない。
マニ・フォルテ
ドギのパートナー。元々は裕福な商家の一人娘として、大切に育てられた優しく清楚な女の子だったのだが、ドギに目をつけられてさらわれ、性奴隷にされてしまった。現在はドギの暴力に怯えて、いつも悲しそうにしている。
ボーダー・ガロア
闘神大会常連の出場者。毎年優勝候補の一角に入る最強な戦士。強い連中と戦うのが好きな豪快で気のいい、頼れるおじさん。若い娘は好みではないらしく、試合で勝利しても相手パートナーが若すぎる場合は、お酒の酌だけをさせている。好みのお姉さんの場合は口説いて抱くらしい。
レイチェル・ママレーラ
ボーダーのパートナー。ボーダーの恋人で、良き理解者。長年の恋愛関係から、夫を陰で支える奥さんのような雰囲気が漂っている。ボーダーが対戦相手を抱くことは「命を賭けて戦った男の権利」として認めている。また、ボーダーを負かした相手に抱かれることも、愛するボーダーの為に覚悟している。
マダラガ・クリケット
闘神大会出場者。残忍な性格で、他者を蹂躙していいと考えている「ムシ使い」の男。「ムシ使い」とは、個々に様々な能力を持つ「ムシ」たちを体内に飼い、必要に応じて体表に出して使役する人間の一族。元々、ある国の一つの村でひっそり暮らしていたのだが、その特殊能力を邪魔だと考えた国家に殲滅されてしまった。マダラガはこれまで各国で強盗殺人などの悪事を働いてきた為、闘神都市において超法規的権限を得られる闘神の座を求めて出場した。
アザミ・クリケット
マダラガのパートナー。マダラガに連れて歩かれている「ムシ使い」の少女。幼い頃のムシ使い村殲滅作戦により家族を皆殺しにされ、以降、マダラガに道具として扱われてきたので、感情が欠落していて、ほぼ何事にも無関心。マダラガはアザミを「気が向いた時にムシ使いの子供を生ませる道具」として連れているが、アザミの発育がよくないので、まだ手は出していないらしい。クリケットはムシ使いに共通の苗時であり、マダラガと血縁はない。
十六夜 幻一郎(いざよい げんいちろう)
闘神大会出場者。十六夜竜忍術の使い手。正義センサーという直感を持ち、他人のピンチにトランペットを吹きながら颯爽と現れる。目立つのが大好きな忍者。頼れるお兄さんで、妹の桃花には異様に慕われている。ものすごく強い。
十六夜 桃花(いざよい とうか)
幻一郎の妹でパートナー。幻一郎の妹の修行中のくのいち。素晴らしい兄に心酔しきっている完全なブラコンで、兄以外の男は皆クズだと思っている。小さな頃の夢は「お兄様のお嫁さん」
ナミール・ハムサンド
闘神大会出場者で、パートナーを兼ねている。特殊な魔法を使う「マジックフォーム」と、専門の剣士にまったく引けを取らない「ソードフォーム」を使い分けて戦う、魔法剣士の少女。フォーム変化は性格にも影響を及ぼすらしい。
シュリ・セイハジュウ・ナガサキ
闘神大会の受付をしている都市職員のおねえさん。試合でのアナウンスも担当。コロシアムの受付を訪ねると、対戦相手の情報を教えてくれる。勤続年数は聞いてはいけない。
クリちゃん
大会開催期間中は毎晩放送される、魔法ビジョン(テレビのようなもの)の番組「闘神ダイジェスト」の司会の女の子。いい加減な試合解説と結構わがままなトークで人気
切り裂きくん
「闘神ダイジェスト」でクリちゃんとともに司会をしている紳士(・・・?)。言葉遣いは乱暴だが、試合の解説は比較的まとも。クリちゃんの適当なトークに、時につっこみ、時に振り回される姿が好評。
御前夏
闘神都市にある修行用のダンジョン「マビル迷宮」への探索者の出入りを管理する、「認証管理官」の女の子。探索者がダンジョンから持ち帰った「認証シール」をカードに貼り、新たなエリアへ行けるようにしてくれる。大会本部公認の「認証生物」のポガとネジに苦労させられながらも、頑張っている
アリサ・エロリス
街の酒場「ハニワ浪漫」でウエイトレスをしている女の子。店のバーテンである伊集院と恋仲で、結婚資金を貯める為に一生懸命働いている。「はにゃりーん♪(挨拶)」「よろり〜(よろしく)」など独特な言葉遣いでお客にもくだけた感じで接する。
伊集院雅人
街の酒場「ハニワ浪漫」で働くバーテンハニー。もちろん人間には友好的。いつも、はにはにシャカシャカと美味しいカクテルを作っている。意外と渋い一面もある?
マルデ
街の宿屋のおかみさん。明るく元気で、ちょっぴり守銭奴。頭についている耳は、「いいのいいの、気にしないで」。
夢色パニィ
闘神大会の試合の勝敗で賭け事ができる都市公認の施設「トトカルチョ会場」の司会のおねーさん。明るく人懐っこい性格で、おのぼりさんにもフレンドリー。試合が無い日は、たまに売店の売り子もしている。
リココ・ココリコ
街の道具屋「ココリコ」の店主。基本的に頭がいいので他人を見下した態度を取るが、ちっこいと言われると異常に怒る。ある物を愛でる趣味があり、大変なこだわりを持っている。
ディーナ・ヴァリエッタ
鉄壁の警護を売りにした高級宿「アルカトラズ」のオーナー権警備主任。常日頃、刑務所のような高い防壁の内外で警備の目を光らせている。元備兵の厳しい女性。
闘神 ボルト・アーレン
2年前の大会で優勝し、闘神の称号を得た男。爽やかでかっこよく、街の人々からも信頼されていて、女の子たちにモテモテ。もちろん強いので、男からも羨望の眼差しで見られている。
闘神 クランク
4年前の大会で優勝し、闘神の称号を得た男。闘神の権限で街で好き勝手に振舞っている下衆なオヤジ。闘神に逆らうことは許されないので、街の人々からは恐れられている。
ナナ・D・タタール
街にいる観光客?とある大国から来たお嬢様。トトカルチョを嗜んでいるらしい。
スエ・オサンドン
ナナの家の下女。ナナにつれられて闘神都市へやって来た。一番下っ端の使用人で、少しドジ。
ウラナリ・ゲナン
ナナの家の執事長。ナナにつれられて闘神都市へやって来た。人の名前を覚えるのが苦手で、うっかりミスが多い。
ポロロム・グライコ
闘神都市にある修行用のダンジョン「マビル迷宮」の、とあるエリアにある教会のシスター。ダンジョン内で命を落とした人たちを弔っている。
神楽坂京子
街にいる観光客?騎臣とともに、遠い国から来たらしい。騎臣を父親のように慕っている。
鉄騎臣
街にいる観光客?京子とともに、遠い国から来たらしい。京子を守り抜く決意をしている歴戦の戦士。
シャリー・ヤマモト
闘神大会の取材の為、体を張っているレポーターの女の子。特ダネをものにする為なら何をも厭わないが、模造や暴言さえも厭わないので、ちょっと難有り。「闘神ダイジェスト」司会のクリちゃんを神のように崇めている。
フィオリ・ミルフィオリ
街にいる観光客?親族一同で闘神大会観戦に来ているお金持ちのお嬢様。偉い人の親戚らしい?

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